成長ホルモン注射を受けた人の体験談

私の娘のケースをお話しましょう。



彼女は4歳から成長ホルモン注射治療をしてきました。



比較的早期に治療をスタートさせたといえます。







娘は幼いですので、接種は私がしなければならず、正直、はじめのうちは戸惑っていました。



注射の操作自体に慣れないという問題ももちろんありましたが、まずなにより娘は注射が大嫌いだったのです。



毎晩、就寝前に接種することに決めていましたが、娘が眠りについてから、こっそり接種をする日が数年続いたのです。



なぜなら、その当時は、いくらかでも娘の精神的負担を少なくしたいとの想いが強かったからです。



子どもの精神的成長には個人差がありますので一概には言えません。



私の場合、娘が小学校の3年生になる時に、病気の説明をし、また注射の必要性や効果、今後の見通しなど、あらゆることを話して聞かせました。



私は、親である自分が子どもとしっかり向き合うことが必要不可欠だと思うのです。



その結果、娘自身が病気と向き合う姿勢ができ、就寝前になると自分から進んで私のところに注射を持ってくるという変化が起こったのです。







そして約10年間、私の娘は順調に治療を続けることができています。







治療効果で言いますと、治療開始後の最初の1年で身長は7cm伸びました。



その後も少しづつですが確実に伸びていますので、今では当初のような不安も和らいできました。







成長ホルモン治療は長きにわたる治療です。



ですので、ゆっくり、そして焦ることなく根気よく続けることが重要でしょう。