成長ホルモンの分泌異常が生み出す低身長

ここからは、現実に成長ホルモンの分泌異常によって発症する低身長症を詳細に紐解いていきましょう。





まず、成長ホルモンの分泌異常によって起こる低身長症を、「成長ホルモン分泌不全性低身長」と呼びます。



成長ホルモンが欠けることによって、起こる低身長ですが、実は発症者の割合は多くありません。



そのうえ、遺伝性ともなるとほとんどケースはありません。







低身長症の典型としては「特発性低身長」になります。



全体の70%超の低身長の子供が発症しているようです。





そのなかで、多くは軟骨無形性症が原因で病気にかかっています。



子供さんの家族はその傾向が皆無であっても、突発的に発症する事例が少なくありません。



ただし、特発性低身長と診断されるまでには原因究明に長く時間がかかりますし、検査やヒアリングを繰り返し行い、各種要因を取り除いた上で診断する必要があるので、なかなか困難です。







一概に背が低いから低身長であるとか、疾患性だということが簡単にいえないことが、この低身長症のもつ性質です。







もし心配があるならば、まずは専門医に相談しましょう。



その結果をうけて、検査や投薬などを考えていき、経過観察が必要な場合は身長グラフをつけてみるという方法が典型となります