時代の変化と平均身長

さて、時代は刻々と変化します。



大企業がある日突然倒産するなどといったニュースを常日頃から耳にするように、世の中の栄枯盛衰は、私達がこうして生活している間にも続いています。





今年は政権も交代、日本も大変革の時を迎えました。



では、これまでも、過去の大きな時代変化と平均身長は、どのように関わってきたのでしょうか。







まず縄文、弥生時代といったまだまだ文明が整っていなかった時代から見てみることにしましょう。



この時代は、食べるものも豊富でなく、「今日は食べられても明日は無理かもしれない」といった緊張した生活が続いていました。



そのため、人々は短命な上に身長も大変低かったことは、現在の発掘結果等からも明らかです。





しかし、それから文明が大きく発達し時代が進み、例えば、安土桃山の時代ともなると、食生活に比較的安定してきたのでしょうか、はたまた時代が落ち着いたのでしょうか、平均身長は伸び、その後一度縮むことがあったとはいえ、江戸時代から戦前まで、順次ゆっくりとした流れで身長は伸びていると言えます





「食生活と共に、文明の発達によっても平均身長も伸びる」−この事実は人が時代の波の中で世界に翻弄されながら生きているという事を如実に表しています。





欧米人に比べて小さいと言われている私たち日本人ですが、遺伝子的にはまだまだ身長が伸びる要素を多く持っているようです。



環境・時代・食生活に気を配れば、まだまだ平均身長は変化する可能性を持っていると言えるでしょう。