成長曲線で知る子ども病気

子どもの発育状態を知るためには、成長曲線というものをつけることが大切です。



この成長曲線のグラフは、そのつけ方には二種類あります。



基準になるものが違い、標準偏差曲線と呼ばれるものと、パーセンタイル曲線というものがあります。



標準偏差曲線の場合は偏差(SD)による正規分布を軸とします。



パーセンタイル曲線は、分布には関係なく100人中何番目ということを目安にします。









この成長曲線を描くことによって、子どもの発育状態から身長や体重の異常、またはなんらかの病気を見つけることが出来ます。







例えば、身長の場合ですと、低身長症と呼ばれる成長障害があります。



これは標準偏差曲線で言いますと、−2SDの曲線より下回っている場合に、その可能性が疑われますです。



もちろん、成長とは年齢とともにその速度も変化して行きます。



そのため○歳でいくつ、とかいう大まかな数値では意味がありません。



きちんと○歳×カ月という単位で測定したものを記録しなくてはいけません。







成長曲線とは、本来右肩上がりに斜め上方向に伸びて行くのが一般的です。



ですが、成長曲線が横ばいになっているとなんらかの問題や病気の可能性を持ちます。







ヒトの身体の成長には、ヒト成長ホルモンが大きく関わっています。



身長のことですと、インスリン様成長因子−1の関連となります。



これらの成長ホルモンの分泌量が不足していると身長があまり伸びないことがあります。



それが分泌不全症です。



これには子どもに対して、ホルモン注射などの治療が必要となる病気ですので、必ずかかりつけの小児科の医師に相談しましょう。