マシュマロで身長が伸びるのか

身長を伸ばすにはお菓子のマシュマロを食べるとが効果ある、という話はご存知でしょうか。



テレビでも話題になったトピックですがどこか噂話というか偽りにも聞こえますよね。



では、その話の根拠はどこにあるのでしょうか。



それは、マシュマロがゼラチンで出来ているから、ということからきているようです。







では、どうしてゼラチンを摂ると、身長を伸ばせるのでしょう。



それにはまず、人間の身長が伸びるメカニズムを細部まで知らないといけません。



そうすれば自ずとその繋がりも理解できます。









人間の身体の高さ、というものを決定づける最大の要因は骨の長さです。



そして、それらの中でも、一番深く関係しているのが、脊髄と足の骨の長さです。



これらの骨の長さが、人間の身体の高さを決めているのですね。







では、骨が伸びるメカニズムとは、どうなっているのでしょう?はじめにおさえておきたいポイントとして、骨が伸びるということには時期があります。



これは有名な事実ですが、成長期が終わるまでの期間ですね。



そしてその期間の終焉までしか存在しないのが、骨にある骨端線と呼ばれる軟骨によって作られる部分です。



この骨端線が、骨の伸びることにダイレクトに関わっています。



骨端線にある軟骨芽細胞が、骨の主要成分のひとつであるコラーゲンを出します。



そして、骨の先端部分が作られて行き、骨自体がぐんぐん伸びるのです。



この骨が作られるのに必要な成分のうちのひとつであるコラーゲンをできるだけたくさん摂取する。



それが、マシュマロを食べると背が伸びると言われるゆえんです。



なぜなら、マシュマロはコラーゲンを含む、ゼラチン質の食品だからですよね。







しかし、当然のことながらコラーゲンだけで骨が伸びるとはいきません。



その他にカルシウムとリン(ミネラル)が骨を作るのに必要な成分にあります。



ですからそこから派生した話で、「牛乳のたくさん飲めば骨が伸びる」などという話も登場しました。



しかし牛乳にたくさん含まれるカルシウムは確かに骨をつくるものですが、骨の伸びに関係しているというよりは、骨の強度に大きな影響を与える物質なのです。



このようないわゆる迷信のような話も、やはり骨というものに注目をした結果、生まれた話なのでしょうね。



ですが、現実にはコラーゲンはもちろんのこと、カルシウムとリン(ミネラル)といった、三つの骨の重要な栄養素、それらがバランスよく摂取され、そして分泌出来なければ骨は順調には伸びてくれません。









このように、骨の形成に必須の栄養素のひとつとしてコラーゲンがあります。



そしてカルシウム及びリン(ミネラル)を含む栄養素以外にも、身長を伸ばすことに必要不可欠なものがあります。



それは、あの有名な成長ホルモンです。



正式にはヒト成長ホルモン(human Growth Hormone、略して hGH)と呼ばれています。



これは、脳下垂体で出されます。



その他に甲状腺ホルモン、性腺ホルモンの三者がきちんと分泌されなくては、骨は順調に伸びないのです。









マシュマロの話に戻りましょう。



ゼリーなどのゼラチン食品はコラーゲンを含んでいるので骨を伸ばす、ともいえますね。



体内で作られる成分は足りていない子どももいれば、もうほとんど合成されなくなった成人もいます。



そしてその、コラーゲンの一日の摂取量の基準となるのは、おおよそ6gです。



ですから、マシュマロですと、約10個分と計算されます。







これらの話を踏まえて、マシュマロによる身長への影響を考えていきましょう。



ちなみにゼリーは原材料によてコラーゲンを含んでいないものがありますので、パッケージの裏面に書かれている原材料をチェックしてみないといけません。