現在の子供は果たして大きくなったのか

さて、50年前の小学生と、今の小学生に根本的な違いはるでしょうか。



あるとすれば、それは生活の基盤となる環境、食生活の変化が挙げられます。



まずその変化がどのくらいあるのかから、この項目では見ていきたいと思います。





高度成長期全盛期、小学生の平均身長統計がスタートしたのは、日本人の生活水準が上昇の兆しを見せ始めた頃でした。



テレビ放送が始まったり、三種の神器の普及率が上がったりといった時期ですね。



まだ舗装されてない道路も多く、小さな商店ばかりが軒をつらねていた時代。



欧米的な食事は近代的で憧れの存在でした。



レストランやデパートが栄えた「ハイカラ」と言われた時代です。







現在、食生活は欧米的なのが当然で、外食産業の発達によってレストランやデパートの栄光は過去のものといえます。



当たり前のように舗装された道路、高度医療の発達で寿命さえも伸びる時代なのです。



子供たちは室内で遊ぶことが多くなった一方で、食生活は安定し、栄養摂取などの大きな問題の無い時代になりました。





環境が大きく変化し、平均身長も大きく伸バすことができた日本人でしたが、昨今では、その平均身長水準が上がらず世界から置いてけぼりを食っている、その理由は一体どこにあるのでしょう。